第8回 2021 都市・まちづくりコンクール
名称 | 第8回 2021 都市・まちづくりコンクール |
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審査・表彰 | 2021年3月12日(金) |
審査会場 | 総合資格学院 新宿校 |
審査員/
実行委員 |
<審査員・実行委員>
※順不同・敬称略 |
賞金 |
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主催 | 総合資格学院/都市・まちづくりコンクール実行委員会 |
オンラインでのプレゼンテーション
令和3年3月12日(金)、「2021 第8回 都市・まちづくりコンクール」が開催された。本コンクールは、都市計画を研究領域に取り組む学生に「発表の場」とそれを「評価する場」、さらに同じ志を持つ学生との「交流の場」という「3つの場」を提供することを目的として催されている。
今年度はコロナ禍の影響により、審査員のみ会場である総合資格学院新宿校に集まり、出展者は全員オンラインでの参加となった。エントリー総数は290作品。その中から事前審査を通過した32作品が当日のプレゼンテーションに臨んだ。
審査員を務めたのは小林英嗣氏 (北海道大学名誉教授/日本都市計画家協会会長)、小林正美氏(明治大学教授/アルキメディア設計研究所主宰)、江川直樹氏(関西大学教授/現代計画研究所顧問)、角野幸博氏(関西学院大学教授)、北川啓介氏(名古屋工業大学教授)、柴田久氏 (福岡大学教授)、中島直人氏(東京大学准教授)、中野恒明氏(芝浦工業大学名誉教授/アプル総合計画事務所主宰)、有賀隆氏(早稲田大学教授)、猪里孝司氏(大成建設 設計本部 設計企画部)、岸隆司氏(総合資格学院学院長)。
審査では32作品全てが5分間のプレゼンテーションと2分間の質疑応答を行い、さまざまな視点から審査員の批評を受けた。プレゼンと質疑応答がひと通り終えた後、非公開での審査により、最優秀賞を決める議論の俎上に載せる8作品を選考。そこから8選を対象に議論が繰り広げられ、最優秀賞の決定となった。
最優秀賞に選ばれたのは、宮西夏里武さん(信州大学4年)の『半鐘響く街、よみがえれ児童館 -千曲川水害後1年目の街の修復風景の集積による児童館再生-』。優秀賞に選ばれたのは、小野寺湧さん(長岡造形大学4年)の『海と共に生きる -魅力資源と防災の活用におけるエコロジカルな街への復興計画-』、鎌田南穂さん(東京大学4年)の『マチナカホワイエ 文化団欒の街・吉祥寺』の2作品。その他、各賞は以下の通りとなった。
当日の様子
最終審査
小林 英嗣 氏
(審査員/実行委員)
審査の様子
■受賞作品一覧
受賞 | 名前 | 所属・学年 | 作品名 |
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最優秀賞 |
信州大学4年 | 宮西夏里武さん | 半鐘響く街、よみがえれ児童館 -千曲川水害後1年目の街の修復風景の集積による児童館再生- |
優秀賞 |
長岡造形大学4年 | 小野寺湧さん | 海と共に生きる -魅力資源と防災の活用におけるエコロジカルな街への復興計画- |
優秀賞 |
東京大学4年 | 鎌田南穂さん | マチナカホワイエ 文化団欒の街・吉祥寺 |
小林英嗣賞 |
崇城大学4年 | 冨田真央さん 石村拓也さん 木村聡太さん 藤村稚夏さん 中原正隆さん 堀江きららさん 志賀あゆみさん |
Hverdag med “Hygge” ヒュッゲのある日常の生活 |
小林正美賞 | 東海大学4年 | 山田康太さん | 高円寺再反転 ~街の雑然性と規則性から創り出す高密度街区の再編計画~ |
江川直樹賞 |
早稲田大学大学院1年 | 近重慧さん 友光俊介さん 松林大地さん |
数奇間に暮らす |
角野幸博賞 | 九州大学4年 | 平田颯彦さん | サカリバヤクバ -包摂と共存のパブリックライフ- |
北川啓介賞 | 日本福祉大学 3年・2年・1年 |
前村真太郎さん 竹内勇真さん 堀江僚太さん 奥田裕貴さん 笹川智哉さん |
余白 ~トポフィリアとコンポジションによる避難動線の確保~ |
柴田久賞 | 九州大学4年 | 井本圭亮さん | ゆとり荘 |
中島直人賞 | 明治大学4年 | 渡邉麻里さん | 都市の脈動をつまむ -アクティビティの整頓による都市の変容録- |
中野恒明賞 | 福井工業大学4年 | 向井菜々さん | かさなる五感 辻からまちへ |
有賀隆賞 | 法政大学4年 | 宮澤哲平さん | Urban Village Building"S" -働き開きによる新しい共同体の構想- |
猪里孝司賞 | 立命館大学4年 | 櫻田留奈さん | 花渦 -イキバのない花たちの再資源化場- |
総合資格賞 | 芝浦工業大学4年 | 横山達也さん | 邂逅する生命体 -特異な谷地形を模した渋谷文化の維持・発展を促す商業施設- |