第8回 2021 都市・まちづくりコンクール

都市・まちづくりコンクールについて

主旨

都市・まちづくりは社会構造の変化、少子高齢化、災害対策などにより、常に改変を求められるものであります。また、その目的も成果も多種多様であり、単にそこに存在する人々の「活性化」や「賑わい」だけが求められるものではなく、環境改善への貢献、歴史的意義やサステナブル都市としての要求等も常に求められる非常に有機的で難解な研究領域であります。こうした領域に取り組む学生の育成を図る目的で、自ら問題意識を見出した課 題において、真摯に向き合い、様々なアイディアと努力により創り上げた力ある作品を募集します。学生達が生み出した景観や創造価値と作品に込められた熱意を評価し、また、 他学との交流を通じて、さらに視野を広げてもらうことを期待します。加えて一般の方にも公開し、都市・まちづくりに対する理解、関心を深めます。

課題

「響」
この漢字の意味としては、以下のことが挙げられます。

(1)音が長く鳴りわたる
(2)広い範囲にわたって音が伝わる
(3)他に反応・変化を生じさせること。影響
(4)評判が伝わる
(5)共鳴する
(6)関係を及ぼす

都市・まちづくりコンクールの課題提出にあたっては、この「響」の意味を幅広く捉え、形態や配置、仕組みなどを包含する都市デザイン、建築、ランドスケープデザインの提案を募集します。計画の範囲と規模は自由ですが、建築物および周辺の環境計画を含めた提案を原則とします。あなたの提案がどのような人たちに響くか、あるいはどのような空間や場所に、エリアに、まちに、もっと大きな何かに…響き渡る素晴らしい作品をお待ちしています。

審査員・実行委員

※順不同・敬称略

○審査員・実行委員
・小林 英嗣 (北海道大学名誉教授 日本都市計画家協会会長)
・小林正美 (明治大学教授 アルキメディア設計研究所主宰)
・江川 直樹 (関西大学教授 現代計画研究所顧問)
・角野 幸博 (関西学院大学教授)
・北川 啓介 (名古屋工業大学教授)
・柴田 久 (福岡大学教授)
・中島 直人 (東京大学准教授)
・中野 恒明 (芝浦工業大学名誉教授 アプル総合計画事務所主宰)
・有賀 隆 (早稲田大学教授)
・猪里 孝司(大成建設㈱ 設計本部 設計企画部)
・岸 隆司 (総合資格学院学院長)

※増員・変更の可能性がございます。

お問い合わせ

都市・まちづくりコンクール運営事務局 TEL:03-3340-2812
mail : info@toshi-machi.jp