第6回 2019 都市・まちづくりコンクール

都市・まちづくりコンクールについて

主旨

都市・まちづくりは社会構造の変化、少子高齢化、災害対策などにより、常に改変を求められるものであります。また、その目的も成果も多種多様であり、単にそこに存在する人々の「活性化」や「賑わい」だけが求められるものではなく、環境改善への貢献、歴史的意義やサステナブル都市としての要求等も常に求められる非常に有機的で難解な研究領域であります。こうした領域に取り組む学生の育成を図る目的で、自ら問題意識を見出した課題において、真摯に向き合い、様々なアイディアと努力により創り上げた力ある作品を募集します。学生達が生み出した景観や創造価値と作品に込められた熱意を評価し、また、他学との交流を通じて、さらに視野を広げてもらうことを期待します。加えて 一般の方にも公開し、都市・まちづくりに対する理解、関心を深めます。

課題

「和」
(1)やわらぐ。おだやか。のどか。「和気」「温和」「柔和」
(2)なかよくする。争いをおさめる。「和解」「和議」「平和」
(3)合わせる。合う。ととのう。「和音」「唱和」「調和」
(4)あえる。まぜる。「混和」「中和」
(5)日本。日本語。「和服」「和文」「大和」
【和】という字には様々な意味が込められています。こと、都市・まちづくりに当てはめて用いると、実に奥ゆかしき日本語らしい表現を可能とします。
心が和らぐ~・人々の和を重んじる~・調和の取れた~・静と動を混和させた~・大和の国の~まちづくり。
どの意味でテーマを捉えても結構です。イマジネーションの幅を広げることで新しい「和」が形成され、実現することで人々の生活に実りをもたらしてくれるでしょう。
【和】を否定的にとらえるのではなく、建築や都市デザインの魅力ある【和】のかたちやシステムを提案してください。計画の範囲と規模は自由ですが、建築物および周辺の環境計画を含めた提案を求めます。

審査員・実行委員

※敬称略

○審査員長 兼 実行委員
小林 英嗣 (北海道大学名誉教授 日本都市計画家協会会長)
○審査員 兼 実行委員長
中野 恒明 (芝浦工業大学名誉教授 アプル総合計画事務所主宰)
○審査員
江川 直樹 (関西大学教授 現代計画研究所顧問)
角野 幸博 (関西学院大学教授)
児玉 正孝 (株式会社竹中工務店 常務執行役員)
小林 正美 (明治大学副学長 アルキメディア設計研究所主宰)
柴田 久 (福岡大学教授)
田井 幹夫 (静岡理工科大学准教授 アーキテクトカフェ・田井幹夫建築事務所主宰)
前田 英寿 (芝浦工業大学教授)
岸  隆司 (総合資格学院学院長)

会場提供

芝浦工業大学 建築学部建築学科

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